言い方は悪いですが、人間とは嘘をつく生き物です。子供の頃に嘘はいけないことだと教わるでしょうが、ある程度成長すると「あ、みんな普通に嘘をつくことがあるんだな」と気付くでしょうし、嘘があるからこそ平和を保っている場面も存在します。
とはいえ、明確な悪意を持って嘘をつき、他人に不利益を生じさせるのはいけないことです。そうしたケースを詐欺と指摘されることもあり、現に治安がいい日本でも毎年のように多数の詐欺が発覚していますから、「もう誰を信じればいいのか分からない…」なんて疑心暗鬼に陥ることもあるでしょう。
とくに投資に関連した嘘というのは非常に多く、バイナリーオプションにも嘘をついて騙そうとする詐欺業者もたくさんいます。そこで今回は、バイナリーオプションにありがちな嘘と危険な事例をご紹介いたします。
絶対に稼げると宣伝しているツールやセミナー
バイナリーオプションは投資であり、急な経済事情により予想もしなかった結果に陥ることがあります。つまりは『どんな人でも絶対に勝ち続けることは不可能』であり、それなのに「絶対に稼げます！」と宣伝しているツールやセミナーはとても胡散臭く感じるでしょう。
実際に、絶対に稼げると謳っているものは大抵が詐欺となっています。すぐに元が取れるからと有料のツールやセミナーを押し付け、実際にそれをあてにして取引したら全然勝てない…なんて詐欺事例は数え切れないほどあるでしょう。
バイナリーオプションで稼いでいると偽る美人のSNSアカウント
SNSというのは多くの人に強いインパクトを与えるため、近年は宣伝に使われることも多いです。そしてたくさんの人の関心を集めるなら美人やイケメンを使うのが基本ですが、『バイナリーオプションで稼ぎまくっていると偽る美人のSNSアカウント』も最近は見かけるようになりました。
なぜ嘘をついているのかと言うと、『同じ美人の写真を使って活動しているアカウントが複数あるから』ですね。こんなバレバレの嘘で騙されるなんて…と思うでしょうが、人間は美人にとても弱く、つい鵜呑みにして騙されることも珍しくありません。
好条件で騙そうとする詐欺業者
そもそも『バイナリーオプションを提供している業者』に詐欺師が混ざっていることがあります。ほかの業者では考えられないほどの好条件を提示して口座を開設させるのですが、ここで入金すると相手の思うつぼです。
詐欺業者の口座に入金すると、基本的には出金ができません。仮に出金機能があっても条件が異常に厳しい（数百万単位でないと出金できない等）場合がほとんどですから、聞いたこともないような業者を使うのは危険でしょう。