バイナリーオプションでマーチンゲール法がおすすめできない理由

実はマーチンゲール法をおすすめしない人はかなり多いため、今回はその理由について解説いたします。もしも実践しようと考えている人がいたら、一度立ち止まって検討してみましょう。

そもそもマーチンゲール法とはどんなもの？

そもそもマーチンゲール法とはどんなものなのかですが、簡単に言えば『倍掛けの法則』となります。元々はギャンブルに使われていた手法であり、負けた場合は掛け金を2倍にしていくことで、一度でも勝てば負けを取り戻せるという考え方が元になっているでしょう。

たとえば1000円の掛け金で負けてしまえば、次は2000円でエントリーします。そしてペイアウト率が2倍で勝つことができれば4000円になりますので、1回目の損失を取り戻せているのが分かるでしょう。こうして見ると、マーチンゲール法はバイナリーオプションとも相性が良さそうに見えます。

マーチンゲール法がおすすめできない理由

ですが、バイナリーオプションで利益を出せているトレーダーの多くはマーチンゲール法をおすすめしません。その理由については、以下のようになるでしょう。

• 一回一回のエントリーが適当になりやすい
• 資金管理がしにくくなる

バイナリーオプションは投資ですから、根拠のある取引なら勝率も向上します。ですがマーチンゲール法だと「負けたら掛け金を増やして取り戻せばいいや」なんて安易に考えてしまいがちで、結果として勝率も安定しません。

また、負ければ負けるほど掛け金が大きくなっていくため、資金管理が難しくなります。勝率が高ければリスクは下がる一方、負け続けるとあっという間に資金を使い切る可能性もあるでしょう。

バイナリーオプションではきちんと分析してからエントリーすべし

バイナリーオプションでは相場を分析してからエントリーすることで、勝率が大きく変化します。勘任せだと最高でも50％の勝率となるでしょうが、丁寧に分析して勝てると思ったタイミングのみエントリーした場合、マーチンゲール法を使わずともリスクは抑えられるでしょう。